Personalization

個々の状態にとって最適な体験を仕立てるべし

(01)Novice and Expert初心者と上級者

新機能提供(OTA)の対策

クルマがコネクティッド機能を搭載することにより、継続的に新機能が提供される。UXデザインの指針として、ユーザーに新機能をわかりやすく伝え学習させる仕組みを提供する。例えば、新機能の使い方をチュートリアルで提供し、ドライバーが事前に学習することで、運転中に不安なく操作できるようになる。

(02)Customizabilityカスタマイズ性

機能の設定をユーザーの意向に
合わせて調整できるよう提供する

UXデザインの指針として、ユーザーが自分の意向に沿って機能の設定を細かく調整できるようにする。例えば、自動運転やACCにおいては車間距離などのユーザーの好みが異なる。車間距離設定の場合、ドライバーの習慣や細かい尺度でのカスタマイズ設定を提供することにより、個々人の意向に合わせた環境が実現できる。

(03)Level of Automation自動化の度合い

自動化が進んでもユーザーが
判断する余地を残す

自動運転や高度運転支援機能により自動化される場面が増えていく。UXデザインの指針として、クルマが判断した自動化機能の作動の前には、ユーザーの最終承認が必要となる設計にする。

(04)Hyper Personalization高度な個人化

個々のユーザーに配慮したサポート

UXデザインの指針として、ユーザーの行動特徴を深く理解し、性格や感情に寄り添ったサポートを提供する。例えば、渋滞回避を好むユーザーには代替ルートを提案する。また、無理な割込みでいら立っていることを察知した場合、さりげなくカウンセラーのように前向きな会話を行い、ユーザーの気持ちに寄り添う。

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